1. メリットもあればデメリットもあるフリーランス医師

メリットもあればデメリットもあるフリーランス医師

フリーランス医師という言葉だけを聞けば、格好の良いというイメージを持つかもしれません。
現職の医師の中にも、憧れを抱いている人がいるのではないでしょうか。
現在勤めている病院などを辞め、フリーで働くという決断をする医師は今後増えてくると思いますが、どの点が有利なのか、逆にどこに不利な点があるのかを知らないままに決断してしまうのは避けるべきでしょう。

フリーランスのデメリットとデメリット

フリーランス医師は、自由であるが故に、守られていない厳しさがあります。
働きたい時に働く、仕事を自分自身で選ぶことができる、この点に関してはメリットと感じる人が多いはず。
しかし、病院や組織などに守られていないため、仕事が常にあるとは限りません。

日本はまだまだ医師不足の状態が続いているため、医師としての経験が豊富であり実績もあれば、仕事を得ることは難しくないでしょう。
ただ、経験や実績が乏しいままフリーになってしまえば、仕事を見つけることもままならず、結局どこかの病院やクリニックでの勤務に逆戻りという可能性も出てきてしまうのです。

自分のやりたいことを追求できる、これは医師として考えるのであれば「追究できる」と言った方がいいのかもしれませんが、分野も治療法もそれに付随した研究もすべて自ら選択し追い求めることができるのがフリーになることのメリットの一つ。

その一方で、研究のための施設や設備を持ちにくく、他の医療従事者や研究者とのつながりを作りにくいのがフリーとして独立するデメリットと言えそうです。
お金や最新の設備等がなくても研究したり知識・技術を身につけられるならフリーでも問題はありませんが、医師という職業を考えた時には、やはり大きな病院にいることが自分磨きやキャリアの構築に役立つことは否定できないでしょう。

収入の面

収入の面ではフリーランスの方が得であると考える人がいますが、絶対ではありません。フリーになったことで収入が落ちる人もいます。
自分の時間を確保しやすくなる点では、フリーランスの方が有利でしょう。
夜は働かないという選択を取ることもできますし、土日は仕事を受けないという選択も可能。
その分収入は減りますが、心と体を整えた上で働きたいと考える医師にとっては有意義な考え方となるはずです。

開業医を比較すると

開業医と比較しても、例えば、経営管理や経営責任を考える必要がなく、開業の資金を調達する必要もないままに独立できる点は大きなメリット。

しかし、結局はアルバイトを続けているような働き方となるため、体調を崩せば代わりがいませんし、特定の患者さんと長い付き合いを持つことも難しくなる点などに関しては、フリーランス医師のデメリットと言えそうです。

何を優先するのか、逆に何を犠牲にするのかを考えた上で転職や独立を考える必要があります。